アパレル小売りの業務効率化!ロスを粗利に転換するDXソリューションとは?

2024.07.11
SIMLESソリューション
  • LOGI
  • ZAIKO control
  • EC&CRM
  • BI

DXとは?

アパレル業界は、急速な市場変化や多様化する顧客ニーズへの対応が求められています。
オンラインショッピングの普及やデジタルネイティブ世代の増加に伴い、従来の手作業による業務プロセスでは対応が難しくなりつつあります。こうした背景の中で、業務効率化や売上拡大を図るために導入が進んでいるのがデジタルトランスフォーメーション(DX)です。

そもそもDXとは何なのか、その基本概念とメリットについて詳しく見ていきましょう。

DXの基本概念

デジタルトランスフォーメーション(DX)は、デジタル技術を活用して企業のビジネスモデルや業務プロセスを大きく変革することを指します。

例えば、データ分析、クラウドサービス、人工知能(AI)、インターネットなどの先進技術を活用し、業務の自動化や新しいビジネスモデルの構築を行います。
DXは、単に新しい技術を導入するだけではなく、企業全体でデジタル化に取り組むことが必要です。
これにより、企業は市場の急速な変化に柔軟に対応し、競争力を維持することが可能となります。

DXがもたらす主なメリット

DXを導入することで、企業はさまざまなメリットを得ることができます。

まず、業務プロセスの効率化とコスト削減が挙げられます。デジタル技術を活用して業務を自動化することで、作業時間を短縮し、人的ミスを減らすことができます。

また、リアルタイムでのデータ分析により、迅速かつ正確な意思決定が可能となり、スムーズに市場の変動に対応できます。

さらに、顧客データを活用し、パーソナライズされたサービスを提供することで、顧客満足度を高めることができます。これにより、リピーターの増加や新規顧客の獲得に繋がり、売上の拡大が期待されます。

アパレル業界におけるDXの重要性

アパレル業界はシーズンやトレンドに敏感で、消費者のニーズの変化が非常に激しい業界です。消費者のニーズに対応するためには、デジタル技術を駆使することが重要です。

例えば、新しいファッショントレンドが登場するごとにデザインに取り入れ、商品の製造や配送プロセスを最適化する必要があります。
また、消費者の購買行動が複雑化している現代では、店舗とECの在庫を一元管理し、リアルタイムでの在庫状況を把握することが求められます。
DXを活用することで、企業は在庫の適正管理や迅速な補充が可能となり、商品の速やかな供給が実現します。
こうした取り組みは、消費者の期待に応えると同時に、企業の競争力を強化するために欠かせません。

売上拡大に繋がるDX導入のポイント

アパレル企業がDXを導入する際に、まず着手すべきことは、現状の業務プロセスや課題を把握することです。
具体的には、在庫管理、顧客対応、業務効率化の各分野でどのような問題があるのかを明確にし、その原因を分析します。その後、優先順位をつけて、解決すべき課題に対する具体的なソリューションを検討します。

ここでは、売上拡大に繋がるDX導入の具体的なポイントをご紹介します。

在庫管理の最適化

在庫管理はアパレル業界において非常に重要です。過剰在庫や欠品は売上に直接影響するため、ロスを最小限に抑える必要があります。
デジタル技術を活用することで、在庫のリアルタイム状況を把握することができます。

また、過去の販売データを分析し、将来の需要を予測することで、在庫量を適正に保つことが可能となります。
これにより、在庫ロスを減らし、機会の損失を防ぐことができます。

顧客体験の向上

顧客体験の向上も、DX導入の重要なポイントです。パーソナライズされたサービスを提供することで、顧客満足度を高めることができます。
顧客データを分析し、行動や嗜好を把握することで、個別のニーズに応じた商品提案やプロモーションを行うことが可能です。

また、オンラインショッピングでは、購入履歴や閲覧履歴を活用して最適な商品をレコメンドすることが可能です。
これにより、リピーターの増加や新規顧客の獲得に繋がります。

業務効率化とコスト削減

DX技術を活用することで、業務プロセスの自動化や効率化が図れます。

例えば、売上や粗利を集計・分析するシステムを導入することで、経営判断を迅速かつ的確に行うことができます。
従来の手法では、上司に報告するための資料を作成する際、一からデータを収集し分析する必要があり、多くの工数がかかります。その上、分析の精度は個人のスキルに依存し、属人化してしまうという問題があります。

デジタルツールを活用すれば、リアルタイムでの売上データや粗利データを自動的に取得、分析することができます。これにより、販売戦略の最適化や在庫管理の効率化を図るとともに、費用対効果の高い施策を実施できます。
結果として、無駄なコストの削減と業務プロセスの効率化が実現され、企業全体のパフォーマンス向上に繋がります。

「SIMLES」のご紹介

さて、これらの課題解決に向けたDXソリューションを導入するためには、適切なサービスを選定し、サポートを受けることが重要です。
ここでは、弊社ワールドグループの株式会社ファッション・コ・ラボが提供している「SIMLES(シムレス)」についてご紹介いたします。

「SIMLES(シムレス)」は、EC・店舗・物流をシームレスに繋ぎ在庫を早く高く粗利に変える販売と物流のトータルソリューションです。
多業態の2,000を超える店舗とECを展開するワールドグループの実践ノウハウと多数の外販実績で培ったノウハウをSaaSでご提供します。

LOGI:店舗・EC統合の物流構築・運営サービス

「SIMLES–LOGI」は、EC・店舗の在庫・物流を同拠点で統合管理することで在庫分散ロスを削減し、複数クライアントを束ねることによる輸送費等のランニングコスト削減を実現します。
豊富な実績をベースに、各企業様に合わせた拠点選定から庫内業務設計までフルサポートします。
また、ECの拡大に伴う物流キャパの拡張やOMOにも対応可能です。

「LOGI」について詳しくはこちら

ZAIKO control:在庫分配・移動自動化業務システム

「SIMLES–ZAIKO control」は、在庫管理のプロセスを効率化し、在庫管理における様々な課題を解決することができる在庫管理システムです。売れる店舗やECへ、最適な在庫の配分・店舗間移動を「自動化」し、在庫管理の精度と効率を最大化し、それにより在庫回転率の改善に貢献します。

「ZAIKO control」について詳しくはこちら

EC&CRM:EC・CRMシステム &サービス

「SIMLES–EC&CRM」は、OMOサービスに対応しており、ECサイトと実店舗の在庫や会員を統合管理するEC・CRMシステム&構築・運営サービスです。
汎用的なパッケージでは対応が難しい10億円から1,000億円規模のハイトラフィックなECにも対応可能なシステム基盤があり、ワールドグループの実績や外販経験で培った数々のノウハウを実装した2,000機能を利用できる低コストSaaSとなっています。
単にECサイトと実店舗の在庫を連携させるだけではなく、複雑な物流・在庫・顧客連携にも対応可能です。さらに、サイト構築・制作から運用に至るまでフルサポートで提供できます。

「EC&CRM」について詳しくはこちら

BI:クラウド分析・経営サポート

「SIMLES–BI」は、WEBブラウザ上で利用可能な分析ツールであり、日々の売上、粗利、在庫量などの業績データを自動集計して必要なデータを「見える化」します。更に生産メーカー、商品仮説ランキング、今後の仕入れ予定など商品の詳細情報まで「見える化」します。これにより、従来、データ収集と帳票作成に割かれていた時間を、戦略的な分析と商品の移動や売価変更、追加発注などの意思決定に充てることができます。

「BI」について詳しくはこちら

 

弊社は、「SIMLES」の導入からデータ整備、実装支援、活用推進までお客様が最大限の効果を実感できるようサポートしてまいります。

導入やお見積もりについて関心がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

「SIMLES」についてお問い合わせ

SIMLES(シムレス)についてさらに詳しく知りたい方は、詳細資料がダウンロード出来ます。