滞留在庫とは?発生する原因と対処方法についてご紹介

2022.09.12
SIMLESソリューション
  • ZAIKO control
滞留在庫

滞留在庫とは?

滞留在庫とは

滞留在庫とは、今後売れる見込みがなく、需要のない商品です。「デッドストック」「死蔵在庫」と言われることもあります。値下げ対策をしても売れないと見込まれる商品、パッケージが破損している商品、傷や汚れがある不良品・破損品などは、一般的に滞留在庫に該当します。食品であれば、賞味期限が迫っている商品も滞留在庫です。滞留在庫は、企業にとってさまざまなデメリットを生みます。主なデメリットは以下のとおりです。

・商品の品質が低下していく

・仕入れで流出した資金を回収できない

・余分な在庫管理費用がかかる

・倉庫内のスペースを圧迫し作業効率を下げる

・在庫に税金がかかるため財務上のリスクがある

 

順調に利益を出していても滞留在庫を多く抱えていれば、黒字倒産に追い込まれるケースもあります。

滞留在庫と余剰在庫の違い

滞留在庫と余剰在庫の違い

滞留在庫と似た言葉に「余剰在庫」があります。余剰在庫とは、簡単に言うと「売れ残り商品」です。「スリーピングストック」や「休眠在庫」と言われることもあります。商品が売れ残っているだけなので、滞留在庫とは違って今後も売れる可能性があるのが特徴です。

 

滞留在庫は、何らかの対策を行ったとしても売れる見込みが少ない商品ですが、余剰在庫は仕入れた商品が余っているだけなので、売るための対策を行えば今後売れる可能性は出てきます。ただし、余剰在庫も時間が経てば滞留在庫になる場合があります。さらに余剰在庫も売れなければ、品質が低下していき、余分な在庫管理費用がかかるなど滞留在庫と同じようなデメリットを生むことになるので、早く在庫を減らすことが大切です。

滞留在庫が増える原因

滞留在庫が増える原因

滞留在庫は、売れる可能性がほとんどない在庫です。滞留在庫を抱えてしまう原因として、一般的に以下の5つが考えられます。

仕入れ過多

滞留在庫が発生する原因として考えられるのが、発注数が多すぎる「仕入れ過多」です。品切れ防止のために、仕入個数を少し多めに発注することはよくあります。しかし、見込みと違ってあまり売れなかった場合、商品が在庫として余ります。売れ行きは天候、立地、客層などで左右されます。新しい店舗を展開した際などは、多少条件が変わるため、今までの店舗の見込みと違って仕入れ過多になってしまうケースも多いので注意が必要です。

仕入れ過多は見込み違いが原因になることもありますが、単純な発注ミスで起こることもあります。データを打ち間違えて大量の商品を発注してしまうといった人為的ミスも起こりがちなため、ミスはシステムでエラー表示させる、ダブルチェックするなどの対策が必要です。

部門間の連携不足

製造・販売・経理など、同じ社内でもあらゆる部門があります。製造部門は「無駄に作りたくない」、販売部門は「多めに仕入れたい」、経理部門は「在庫を抱えたくない」など、部門によって在庫管理に対する考えは異なります。それぞれが単独で行動すると在庫管理は適切に行われません。それぞれの部門で連携しながら、状況を見極めつつ在庫を管理していく必要があります。

マーケティング活動

マーケティング部門は、売れる見込みの高い商品やマーケティング方法を上手く行わなければなりません。しかし、マーケティング活動が上手くいっていない場合は、商品を製造しても購買と利益の獲得につながらない場合があります。トレンドを把握し、売れる時期に適切なマーケティング活動を行うことで、余剰在庫や滞留在庫の防止につながります。

在庫の整理

在庫の整理が行われていない、簡単にピックアップできない場所に保管しているなどが原因で、本来在庫があるのに商品が無いと勘違いしてしまい、新たに商品を発注してしまうことがあります。「何が」「どこに」「どのくらい」あるのかを管理できていない状態です。整理されていない状態で商品点数が増えて多数の余剰在庫が発生した結果、滞留在庫となってしまうことがあります。

在庫管理システム

店舗の規模が小さい場合は、アナログの在庫管理でも上手く回ることがあります。店舗によっては、Excelなどを利用して在庫管理をしているケースも多いでしょう。しかし、店舗の規模が大きい場合や商品数が多い場合は、人為的なミスを防ぐためにも、在庫管理システムなどを導入して在庫を管理していく必要があります。

すでにある滞留在庫の対処方法

すでにある滞留在庫の対処方法

滞留在庫は、今後売れる見込みがわずかしかありません。倉庫に保管したままではなく、できるだけ早く対処することが大切です。滞留在庫に対処するには「販売」「処分」の2つの方法があります。

販売は、買取業者に依頼して商品を買い取ってもらう方法です。現金を一部回収できるメリットがありますが、ブランドの価値を下げたり取引先との関係を悪化させたりするデメリットも考えておかなければなりません。自社で傷や汚れがあることを明記したうえで、「セール品」として大幅に値引きをして販売するといった方法もあります。ただし、売れる見込みが少ない商品なので、再度売れ残る場合も考えられます。

処分する場合は、廃棄業者に引き渡して在庫を廃棄します。「廃棄損」として損金で計上することが可能です。棚卸資産額が減って、売上原価が増加します。決算期末までに廃棄を完了させておくことが必要です。

滞留在庫を防ぐ方法は

滞留在庫が増える原因として、5つの原因をご紹介しました。滞留在庫を防ぐためにも、まずは自社の原因を知ることが大切です。

在庫の整理が行われていない場合は、早急に整理を行う必要があります。棚卸の時期を上手く活用し、まずは在庫数を把握するところから始めましょう。また、社内における滞留在庫の認識に食い違いがあり、何をもって余剰在庫や滞留在庫と判断するのかの共通認識が取れていないこともあります。社内で認識に食い違いがある場合は、明確なルール作りが必要です。

習慣や勘に頼った発注業務、在庫管理が不十分なケース、需要予測が上手くいかないなどが原因の場合は、正確な需要予測を可能にする業務システムを導入するのがおすすめです。

滞留在庫を防ぐには「SIMLES – ZAIKO control」がおすすめ

滞留在庫を防ぐためにおすすめなのが、ワールドグループの株式会社ファッション・コ・ラボが展開する「SIMLES-ZAIKO control」です。こちらでは、SIMLES-ZAIKO controlの内容や特徴について詳しくご紹介します。

SIMLES-ZAIKO controlとは?

SIMLES-ZAIKO controlは、売れる店舗やECへ、最適な在庫の配分・店舗間移動を「自動化」する業務システムです。最適な在庫の配分枚数を自動計算し、配分・移動させることができるため、余剰在庫や滞留在庫を防ぎます。数クリックで業務を完結できるといったメリットもあり、省人化も可能です。属人的かつアナログになりがちな配分業務の精度を高めることで、在庫ロスや機会ロスを減らし、粗利益の最大化が期待できます。

SIMLES-ZAIKO controlの特徴

SIMLES-ZAIKO controlは、必要なデータがWebブラウザベースのツールで見ることができます。複数の場所からデータを抽出でき、いつでも各店の在庫を見ることが可能です。データの見える化、分析のみならず、業務実行までがワンツール内で完結します。個店毎のフェイスや直近の売上動向等から、精度の高い最適な配分・売価変更が自動計算されます。業務としての面倒な資料作成や入力業務から開放される点がメリットです。

SIMLES-ZAIKO controlは、業務知見のない開発ベンダーとは異なり、ワールドグループの2,000店舗+EC、及び外販実績で培われた効果実績のあるノウハウを実装しています。各導入クライアント様のニーズに対応し、自動進化するSaaSとして提供するため、自社開発による投資と時間を大幅に省くことが可能です。

まとめ

滞留在庫は今後売れる見込みが少ないため、企業にさまざまなデメリットをもたらします。滞留在庫を解消するには、大幅値引きによる販売や処分しか対処方法がありません。企業として大きな損失を生まないためにも、余剰在庫や滞留在庫は未然に防ぐことが大切です。

今回は、売れる店舗やECへ、最適な在庫の配分・店舗間移動を「自動化」する「SIMLES – ZAIKO control」についてもご紹介しました。導入やお見積もりなど、ぜひお気軽にご相談ください。

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