- ZAIKO control
多店舗展開・年間10,000SKUの商品の最適な在庫配分・移動をたった1人で完結可能にしたSIMLES(シムレス)在庫コントロール
株式会社スタイルフォース
担当者:伊藤さん(THE SHOP TK(ザ ショップティーケー) 商品企画課メンズチーム)
課題
- 在庫の店舗配分・移動の業務が人によって精度も対応時間もばらつきがあり、属人化していた
- 多店舗/多品番により業務量が膨大で、3名がかりでも対応範囲に限界があり、精度に課題があった
- 特に滞留店から欠品店への在庫移動を行う際、輸送費まで含む試算をするのに時間がかかっていた
導入効果
- 業務のシステム化・自動化により、短時間で高い精度の配分・移動ができるようになった
- 導入前は3名が専任で実施していた配分・移動の業務が、1名で対応が可能になり、他業務に時間を割けるようになった
- 滞留店から欠品店への在庫移動は、輸送費も含め費用対効果が自動算出できるため、業務精度・効率ともに大幅に向上した
店舗への在庫配分・移動の業務の大幅な時間短縮と精度向上を実現
SIMLES(シムレス)在庫コントロール導入により業務での変化はありましたか?
大きく変わったところで言うと、元々はメンズ・レディース・キッズでそれぞれ3名のDB(ディストリビューター)で実施していた「滞留店から欠品店への在庫移動(以下、店舗間移動)」が、現在は私1人で対応が可能になったことだと思います。
店舗数が多いと「店舗間の移動」もかなり大変そうですよね。
そうなんです。約80店舗 あるので「店舗間移動」はかなりの作業量でした。また、どうしても担当者によって業務精度にバラつきが出ていました。
SIMLES(シムレス)在庫コントロールを導入したことで在庫配分・移動を自動化・最適化できるようになり、業務精度のバラつきもなくなりました。
輸送費まで考慮した最適な「店舗間移動」を自動算出!充実の機能とロジックで機会ロスを軽減
作業効率が上がったこと以外に役立っていることはありますか?
「店舗間移動」の際に、輸送費などの経費もシステムで算出してくれるので、費用対効果まで把握できるのはかなり画期的な機能だと思っています。
「追加補充機能」では、各店舗・各商品毎の直近の売上状況に応じた最適在庫を試算し、自動で補充を実行できるので、売れる店舗に売れる商品をより多く配分が出来るようになりました。
また、GWや年始など商品が売れる時期は「追加補充機能」を、ピーク時期に合わせた配分形式に切り替えできるので、時期に応じた最適な在庫配分を自動化できています。
画面の操作や使い勝手などはいかがでしょうか?
直近の売上の推移、在庫、消化状況等を一画面ですぐに見られ、在庫をどれくらい各店舗に持たせるかの判断がしやすくなっています。
画面に表示する情報も、必要に応じて見たい情報を選択して表示・非表示ができるので、作業しやすいようにカスタマイズしています。
また、強化店舗などの店舗タイプの設定・変更もしやすく、店舗毎に注意点等のメモができる機能も便利ですね。
アラーミング機能も好評なんですが使用されていますか?
もちろん使っていますよ。アラーミング機能は非常に役立っています。
商品数が多いとどうしても見落としが出てしまうのですが、全商品をシステムで自動でチェックし、対応すべきアクションのアラームが見える化されるので、機会ロス・在庫ロス軽減に繋がっています。
今後はMD(マーチャンダイザー)が在庫の店舗配分・移動の業務を行うことも可能に
SIMLES(シムレス)在庫コントロール導入によってディストリビューター(DB)業務に変化が起きたことで今後の展望などはありますか?
今後は在庫の店舗配分・移動の業務だけでなくMD(マーチャンダイザー)の業務の精度向上にも繋がると感じています。
業務時間が大幅に短縮されたことで、MD(マーチャンダイザー)が自ら発注した意図をベースに配分・移動の業務を行うことも可能になってくると思っています。
MD(マーチャンダイザー)が在庫の店舗配分・移動の業務をすることでどのような影響が考えられますか?
商品を発注するMD(マーチャンダイザー)が店舗の在庫状況を把握することで、発注量を最適にコントロールできるようになると思います。
また、店舗から追加発注の要望が来ても、新規商品投入予定があれば、既存商品の追加発注はせず売り切るなどの機動的な判断ができ、余分な在庫を持つことがなくなると考えています。
SIMLES(シムレス)についてさらに詳しく知りたい方は、詳細資料がダウンロード出来ます。